東京は雨。
昨日、日中はまったりと過ごし、夜はSIDのLIVE。
何の情報もなしでHISASHIと代々木第一体育館に行き、控え室にて待機。

客席に着きしばらくして客電が落ちオープニングが始まった。
その瞬間、今まで見た事もない、新感覚な世界観でオーディエンスを楽しませてくれるSID WORLDが繰り広げられた。
会場にいる全ての人に語りかけるようなアナウンス。
東海林のり子さんかな?と、耳を傾け集中してみる・・・。
話し方は似てるけど違うかな?かなりくだけた口調で会場の緊張感を一気に解してくれた。
そうそう、俺もステージに立つ人間なんで、客席で見る側の立場になっても、かなり敏感に会場の空気を読んだりしちゃうんだけど、この日の会場は緊張感が半端じゃなかった。
後にその意味が解るんだけど、とにかく硬かった。
SEが流れオープニング映像とリンクする。
アルバム『センチメンタルマキアート』の象徴でもある昆虫が飛んで行く。
いよいよメンバーの登場だが、オープニングナンバーは激しい曲ではなく、意外にもミデイアムナンバーで攻めて来た。
会場の緊張感に感化されたのか、メンバーも少々表情が硬い気がした。
SID TOUR 2008 FINAL 「period」。
初めての代々木第一体育館。
曲が進むにつれ、笑顔が多くなっていく。
JACK IN THE BOX以来、初めて体感するSIDのライブ。
以前は30分程だったけど、確実に「コレカラ」を感じるバンドだった。
マオ君の熱に同調して行く会場の熱。
幅の広い音楽性を一つにまとめオーディエンスに届ける上で、一番重要な点となるボーカルとしての資質が、今日は試されてる様に感じる。
明希の表情は終始クールなままだが、全身を使い縦横無尽にステージを飛び回り、時折見せる温かい眼差しが会場の熱を上昇させていた。。
ゆうや君は、きっちりとバンドの土台を支えながらも、愛されキャラが際立つ存在だった。
そして、今回のライブで一番のハマったのは、Shinji World!
とにかく、ソロの時には笑わせてもらった・・・。
今も思い出したら吹き出しそうになったわ。
それにしても、2003年に結成と思えない程、バンドのバランスは良いと思った。
マオ君の歌唱力がバンドを引っ張ってるところも、オーディエンスを飽きさせない重要な要素だと思うし、Shinji君の渋いアプローチも音楽性の幅を広げてる。
ゆうや君の色鮮やかなドラミングは、どんなジャンルの音楽でも考えすぎずに自分のビートとして消化していけるだけの技量を感じたし、明希に関しては、初めて代々木第一体育館のステージに立った事で、SIDってバンドが、これからの音楽シーンで格好良く生きていく為に何が必要なのかを瞬時に感じたんじゃないかな〜。
多分だけど、他のメンバーはいつも通りの気持ちでステージに立つ事がSIDの集大成という感覚だったと思うんだけど、明希の場合は違ったような気がする。
更なるステージへの第一歩を踏み出した感があった。
そんな明希の柔軟かつ、未来を見据える強い眼差しで、SIDが変わっていくような気がした。
会場がどんどん熱くなっていき、意外と早めに本編ラストとなり、オーディエンスとの掛け合いで幕を閉じた。
アンコールが響いて止まない中、メンバーがラフな格好でステージに戻ってくる。
ミディアムナンバー、ハードナンバーとバランスよく演奏され、アンコールラストナンバー。
みんなに伝えたい事があると言葉を飲み込むマオ君。
「このツアーが始まる前に、メンバーみんな色んな事を話し合って来ました。過去の事やこれからの事・・・。」
さらに息を飲む。
会場の空気が一瞬、ギュっと張りつめたのがわかった。
「僕達、SIDはメジャーデビューします!」
この瞬間、会場は一番のピークを迎え、俺の身体中に鳥肌が立つのを感じた。
興奮冷めやらぬ中、ツアーに参加してくれた人達や、参加したくても出来なかった人達、スタッフ、関係者全ての人達に感謝の言葉を述べ、最後にメンバー1人1人の名前を呼び自分自身にも響く歌を歌いますと「涙の温度」が演奏された。
この曲は俺の大好きな曲だ。
心が締め付けられそうになるメロディーとアンサンブルに涙まで誘われそうになる。
演奏が終わり、暗闇になったステージにオープニング亊にステージを覆っていた白幕が下りていた。
そこに映し出された数々の情報は、SIDを支えるファンの子達にとって何よりも嬉しい情報だった。
インディーズ最後のライブハウスツアー「一番好きな場所」の発表。
そして、デビュー記念ライブが11月2日に決定!
自分達にとっても、ファンの子達にとっても大切になるであろう日に、選んだ場所は、武道館。
俺達は、渋谷公会堂だったな〜。
最近では、インディーズとメジャーの垣根がどんどん取り払われていて、メジャーデビューを夢見るバンドって少なかったりするのかな〜なんて思ってたけど、やっぱ、今でも変わりなく夢見てる次世代のバンド達がいるって事を知った事が、自分にとって、とても重要な事に思えた。
やっぱ、もっとカッコイイ背中見せていかなきゃな〜と思えた。
最後に、マオ君が「夢が叶うって、こんな事を言うんだな〜」と、しみじみ言ってた事が印象的だったな〜。
ルキ君もそうだったけど、ステージ上から発せられる何気ない言葉って、心に響くんだよ。
誰もが、「もっと上へ」ともがいてんだよ。
俺達だって未だにそう。
もっと、もっと上へ。
今の自分が、過去の自分よりもカッコイイと思えるように、絶えず上を向いて歩いていけたら・・・。
マジで、刺激になってるよな〜。
カッコイイバンド達に負けないように、俺らも頑張るわ。
そうそう、昨日シャカラビッツも横浜でライブやってたんだよ。
本番前、マー坊にメールしたら律儀にも返って来てて、「全力でやってきま〜す!」と。
このバンドも、GLAY同様、闘ってるバンドなんで、これからが面白くなってくると思う。
そして、余談ですが、俺の誕生日の前日に日比谷野外大音楽堂でライブなんだよね〜。
いくっしょ〜!